NetBSD/hpcmips バイナリー互換性
他の NetBSD ポートとの互換性
- NetBSD/cobalt とのバイナリー互換性
- NetBSD/playstation2 とのバイナリー互換性
- NetBSD/arc とのバイナリー互換性
- NetBSD/pmax とのバイナリー互換性
ULTRIX との互換性
Linux の MIPS 移植物との互換性
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このページは、 NetBSD/hpcmips のバイナリー互換性について書いてあります。 パッケージレベルでは、 NetBSD/pmax、 NetBSD/hpcmips、 NetBSD/cobalt、 NetBSD/playstation2 と NetBSD/arc の間で全てが互換性があります。 NetBSD/hpcmips のユーザーランドのバイナリーは、 "-mhard-float" フラグ付でコンパイルされています。
他の NetBSD ポートとの互換性
NetBSD/cobalt とのバイナリー互換性 (トップ)
NetBSD/cobalt は arc 、 pmax 、 hpcmips および playstation2 とほぼ互換です。
NetBSD/playstation2 とのバイナリー互換性 (トップ)
NetBSD/playstation2 は arc、 pmax および hpcmips とほぼ互換です。
NetBSD/arc とのバイナリー互換性 (トップ)
NetBSD/arc は、 pmax および hpcmips とほぼ互換です; 唯一の例外がディスクラベル (MAXPARTITIONS==16) です。 NetBSD/hpcmips の disklabel コマンドは pmax とも非互換で、 それは、 fdisk (MBR) パーティションテーブルを扱うからです。
NetBSD/pmax とのバイナリー互換性 (トップ)
NetBSD/pmax のユーザーランドバイナリーと パッケージもリトルエンディアンですが、 (エミュレートされることでできる)ハードウェア浮動小数点と、 非互換のファンクションコール規則 (これが、 pmax と hpcmips のバイナリーが共通の共有ライブラリーを使うことを妨げます) を使います。
- ハードウェア浮動小数点演算 'mipsel' ユーザーランド:
-
NetBSD/pmax とユーザーランドおよびパッケージ共に共有することができます。 これは、保守の手間と配布物を置く空間を節約しますが、 浮動小数点演算性能を犠牲にします。
- ソフトウェア浮動小数点演算 'mipselsf' ユーザーランドおよびパッケージ:
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これは、パフォーマンスが最も良いのですが、 これによって、 ダイナミックリンクされた NetBSD/pmax バイナリーを走らせること ができません。
- ソフトウェア浮動小数点演算 'mipselsf' ユーザーランド、 外付けの 'mipsel' ライブラリー:
-
1つは、ソフトウェア浮動小数点演算、もう1つはハードウェア浮動小数点演算の 2部の共有化ライブラリーをつくり、 ld.so を、適切な方式を使うように変更します。 これは、どちらのタイプのバイナリーも実行できますが、これの保守は悪夢です。
ULTRIX との互換性
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NetBSD/hpcmips は、スタティックリンクされた ULTRIX バイナリーを実行できます。 実行するには、以下のような手順を踏みます。
-
カーネルコンフィギュレーションオプションを追加し、カーネルを再構築します。
options COMPAT_ULTRIX options EXEC_ECOFF
-
/usr/share/examples/emul/ultrix/etc/svc.conf
を/etc/svc.conf
か/emul/ultrix/etc/svc.conf
にコピーします。 -
/etc/hosts
にホスト名を追加します。
NetBSD/hpcmips は、 distributed.net clients のようなスタティックリンクされている ULTRIX バイナリーを実行できます。
Linux の MIPS 移植物との互換性
Linux との互換性 (トップ)
NetBSD/hpcmips には "COMPAT_LINUX" カーネルオプションがありますが、 それはまったくテストされていません。 これに関するもっと多くのテスターや開発者を歓迎します。
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