About NetBSD/sparc64
NetBSD/sparc64 は Sun の 64ビット UltraSPARC 機 への NetBSD のポートです。
sparc64 向けの最初のバイナリーリリースは NetBSD 1.5 でした。
NetBSD/sparc64 は、 UltraSPARC I, II, IIi および IIe CPU を使用した
Sbus ベースの UltraSPARC システムおよび PCI ベースの UltraSPARC システムなど、
多くのシステムに対応しています。
NetBSD/sparc64 は、 32 ビットおよび 64 ビットカーネルの両方をサポートしています。
32ビットカーネルはすべての NetBSD/sparc バイナリーを実行します。
64ビットカーネルでは 64ビットバイナリーが走り、
そのうえ、いくつかの低レベルのカーネル精査ツールを除く、
ほとんどの 32ビットバイナリーの実行もサポートされています。
NetBSD/sparc64 はさらに、 Solaris の 64 ビットおよび 32 ビットのバイナリーを、
エミュレーションにより実行することができます。compat_netbsd32(8),
compat_solaris(8) および pkgsrc のパッケージ
emulators/netbsd32_compat16
をご覧ください。
Martin Husemann と Andrey Petrov が、 NetBSD/sparc64 のメンテナーです。
よくある質問や、 Sun ハードウェア情報へのリンクについては、
NetBSD/sparc64 FAQ をご覧ください。
より古い 32 ビット SPARC ベースのマシンについては、
NetBSD/sparc をご覧ください。
NetBSD/sparc64 News
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2008-03-15:
SMP がほぼ動作
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Takeshi Nakayama が、-current への修正を commit し、
SMP が実際に動作するようにしました (彼のマシンは build.sh -j 4 の実行に堪えました)。
発表の
メールをご覧ください。
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2007-05-07:
pkgsrc-2007Q1 のバイナリーパッケージ
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Havard Eidnes が pkgsrc-2007Q1 枝の NetBSD/sparc64 4.0_BETA2 用バイナリーパッケージを ftp://ftp.NetBSD.org/pub/pkgsrc/packages-2007Q1/NetBSD-4.0/sparc64/
にアップロードしました。
さらなる情報は、彼の発表をお読みください。
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2007-03-18:
NetBSD/sparc64 3.0 用バイナリーパッケージ更新
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Julian Coleman が、NetBSD/sparc64 3.0.2 上での pkgsrc-2006Q4
のバルクビルドによる、更新版のパッケージが利用可能となったことを
発表しました。
このパッケージは以下の場所にあります:
ftp://ftp.NetBSD.org/pub/pkgsrc/packages-2006Q4/NetBSD-3.0/sparc64/
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2007-01-25:
pkgsrc-2006Q4 のバイナリーパッケージ
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Havard Eidnes が pkgsrc-2006Q4 枝の NetBSD/sparc64 4.0_BETA2 用バイナリーパッケージを ftp://ftp.NetBSD.org/pub/pkgsrc/packages-2006Q4/NetBSD-4.0/sparc64/
にアップロードしました。
さらなる情報は、彼の発表をお読みください。
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2006-11-24:
pkgsrc-2006Q3 のバイナリーパッケージ
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Julian Coleman が pkgsrc-2006Q3 枝の NetBSD/sparc64 3.0 用バイナリーパッケージを ftp://ftp.NetBSD.org/pub/pkgsrc/packages-2006Q3/NetBSD-3.0/sparc64/
にアップロードしました。
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2006-10-24:
安定に戻る
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SMP の変更 (下のニュース参照) に起因する安定性の問題は、
解決しています。残念ながら SMP は動かないままです。
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2006-10-07:
SMP の前進 - ただし未達成
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Matthew Green と Martin Husemann が、Andrey Petrov が書いた非常に古い変更を、
current に統合する作業を始めました。また、Matthew Green は、ddb を、
sparc64 の SMP カーネルに対応させました。残念ながら、
SMP カーネルはまだ動作しませんし、変更の一部には副作用があり、
ユニプロセッサーのカーネルにも影響があります。おそらく、
PR 34741 が副作用の一例です。
つまり、-current は sparc64 についてはさほど安定していないということですが、
SMP の作業が進んでいるからです。このままでお待ちください。
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2006-07-28:
pkgsrc-2006Q2 のバイナリーパッケージ
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Julian Coleman が pkgsrc-2006Q2 枝の NetBSD/sparc64 3.0 用バイナリーパッケージを ftp://ftp.NetBSD.org/pub/pkgsrc/packages-2006Q2/NetBSD-3.0/sparc64/
にアップロードしました。
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2006-05-19:
さらなるバイナリーパッケージ
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Julian Coleman が pkgsrc-2006Q1 枝の NetBSD/sparc64 3.0 用バイナリーパッケージを ftp://ftp.NetBSD.org/pub/pkgsrc/packages-2006Q1/NetBSD-3.0/sparc64/
にアップロードしました。
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2006-05-07:
pkgsrc-2006Q1 のバイナリーパッケージ
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Havard Eidnes が pkgsrc-2006Q1 枝の NetBSD/sparc64 2.0.2 用バイナリーパッケージを ftp://ftp.NetBSD.org/pub/pkgsrc/packages-2006Q1/NetBSD-2.0/sparc64/
にアップロードしました。
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2006-03-28:
pkgsrc-2005Q4 のバイナリーパッケージ
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Havard Eidnes が pkgsrc-2005Q4 枝の NetBSD/sparc64 2.0.2 用バイナリーパッケージを ftp://ftp.NetBSD.org/pub/pkgsrc/packages-2005Q4/NetBSD-2.0/sparc64/
にアップロードしました。
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2006-03-02:
Atheros wlan デバイスに対応
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Atheros wlan デバイスは、バイナリーのみ提供されている HAL が
ドライバー本体と一緒にカーネルにリンクされている必要があります。
David Young が新しい HAL をインポートしたことで
NetBSD/sparc64 版の HAL が利用可能となり、動作することが確認されました。
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2006-01-30:
ブートローダーの更新が必要
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最近、 Dennis Chernoivanov がブートローダー・カーネル間のプロトコルを作り直しました。
これにより、カーネルの更新前に新しいブートローダーをインストールすることが必要になりました。
説明は
ここにあります。この新しいブートローダーはもちろん、
古いカーネルをブートさせることもできます。
Archive of NetBSD/sparc64 news items
対応機種
これらの機種のクローンについても、同様に動作するはずです
- Sbus ベースの UltraSPARC I または II システム
- Ultra 1 系列 (Ultra 1, Ultra 1 Creator, Ultra 1 Creator
3D, Netra i 150, Netra nfs 150, Enterprise 1, Enterprise 150)
- Ultra 2 系列 (Ultra 2, Ultra 2 Creator, Ultra 2
Creator 3D, Enterprise 2)
- Enterprise (3000, 3500, 4000, 4500, 500x, 5500, 600x,
6500, 10000)
- PCI ベースの UltraSPARC II, IIi, または IIe システム
- Ultra 5/10 系列 (Ultra 5, Ultra 10, Enterprise 5,
Enterprise 10)
- Ultra 30 系列 (Ultra 30, Netra T 1100)
- Ultra 60 系列 (Ultra 60, E220R, Netra T 1120 および T 1125)
- Ultra 80 系列 (Ultra 80, E420R, Netra T 1400 および T 1405)
- Ultra 250 系列 (Enterprise 250 および E250R)
- Ultra 450 系列 (Ultra 450, Enterprise 450, Netra ft 1800)
- Blade 100 および 150
- SPARCengine CP1400 または SPARCengine CP1500 システムボード
(Netra T1 (models 100 および 105), CT400, CT800, CT1600)
- SPARCengine Ultra AXi 系列 (Netra X1, Fire v100, Fire
v120, Netra 120, Netra AC 200, Netra DC 200)
- SPARCengine Ultra AXe システムボード
対応ハードウェア
完全な一覧は、Notes on System Models
のページを参照してください。
- すべてのオンボードおよびほとんどのオプションの Sun ブランドフレームバッファー
- すべてのフレームバッファー上のテキストコンソール
- オンボードおよび sbus cgsix への X サーバーサポート
- オンボード ATI mach64 グラフィックスへの X サーバーサポート
- UPA ffb および afb フレームバッファーへの X サーバーサポート
- すべての Sun ブランドのオンボードおよびオプションのネットワークインターフェース
- すべての Sun ブランドのオンボードおよびオプションの SCSI および IDE インターフェース
- フロッピードライブ (SBus ベースの機種のみ)
- すべてのオンボードシリアルポート
- すべてのオンボードパラレルポート
- ほとんどの入力デバイス (キーボード、マウス、トラックボール)。
- オーディオ
- ほとんどの機種独立 SBUS
カード
- ほとんどの機種独立 PCI
カード
- ほとんどの機種独立 USB
デバイス
- FireWire
非対応のハードウェア
- UltraSPARC III CPU を持つシステム
- UltraSPARC IIIi CPU を持つシステム
- UltraSPARC IV CPU を持つシステム
- スマートカードリーダー
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