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[pbsd-mg2] Re: cross compile env.



鈴木(康)です。
<199901120240.LAA05736@srapc342.sra.co.jp>の記事において
soda@sra.co.jpさんは書きました。

  | >ステップV) ドライバ移植
  | >
  | > 必要なドライバを移植していきます。
  | > ここでも、ドライバのベースの選択が大事です。
  | > PAO がある、FreeBSD のドライバを移植した方が良いでしょう。
  | 
  | ここはちょっと異論があります。
  | 多くのドライバが MI device driver に移行している NetBSD のものをベース
  | にした方が、ずっと簡単だと思います。frontend を書き足すだけで済むので、
  | backend ドライバは、一切変更せず、そのまま使える筈です。
  | (たとえば ns16550 とか wdc とか)
  | --

NetBSD についてあまり知らないので教えてください。

実際にカーネルが出来て使用するときに重要なのは、PCMCIA コントローラを
通したときに各ドライバがちゃんと使えるかどうかだと思うのですが、
NetBSD の状況はどうなっているのでしょうか。FreeBSD の PAO レベルが
実装されているのであれば、上の意見にまったく異存はないのですが、

もしそこまで行っていないのであれば、無理をしてでも ISA エミュレーション
を入れて FreeBSD のドライバを使った方が結局幸せになれるのではないかと
いう気がしています。

P.S.

カーネルmake 編は、ほとんど実現される見込みがなかったときに書いてみたもの
なのでだいぶ適当です。ドライバ移植の手順についても、(今では)これが良い
とはあまり思っていません。ですから、こんな風に叩き台に使って頂ければ、
嬉しいです。

--
					鈴木 康司 @NEC
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