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RE: kernel softfloat emulation



-----Original Message-----
差出人 : Shuichiro URATA <ur@a-r.org>
宛先 : shin@sm.sony.co.jp <shin@sm.sony.co.jp>
CC : takemura@netbsd.org <takemura@netbsd.org>;
port-hpcmips-ja@jp.netbsd.org <port-hpcmips-ja@jp.netbsd.org>
日時 : 1999年11月19日 10:47
件名 : Re: kernel softfloat emulation


>浦田です。
>
>At Thu, 18 Nov 99 20:20:07 +0900,
>Takao Shinohara <shin@sm.sony.co.jp> wrote:
>> 浮動小数点の引数や返値の受渡し規定が異なるので、バイナリ互換性はありませ
>> ん。したがって、userlandのバイナリは混在することはできません。整数演算中
>> 心のプログラムだと異常に気が付かないかもしれませんが。


>実際どの程度差があるのか、BYTE benchmarkをちょっとやってみました。
>R300での結果です。
>
> userland kernel
>float 531.7 121.3
>double 146.7 130.2


それほど大きな差はないようですね。
hpcmips の user land を hard float にしてしまいましょうか。
(/usr/lib/lib*.so* を hard float にしてしまうということ)

hpcmips 上で浮動小数点を積極的に使うアプリケーションは
見えてこないし、もしあったとしたら、static link で作るなどの
逃げ道はあるわけですから。

ここは互換性を取ったほうがよさそうです。

しかし、いくつかまだよくわからない点があります。

 - kernel の float emulation はある程度信頼できるのか
   すぐに softfloat の user land を捨てて大丈夫?
 - TX3900 系の CPU への対応も問題なし?

Takemura