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battery infomation



ちなみにMC-R300では乾電池なので、OK -> 少ない -> 交換 しか出ません・・・

> 直に見た訳では無いのですが、boot時のメッセージで、
> GPIOのビット出て来ますよね?

電池の容量が%表示されるものは、
充放電容量を別チップで監視している事が考えられます。
このようなチップは、電池の温度・放電電流・端子間電圧を測定して
計算で電池の残量を求める機能を持っています。
過放電に極めて弱いコバルト系リチウムイオン電池では必須のものです。

この類のチップは大まかに2通りあります。

・線が数本出ていて、残量が減るとある段階ごとに
  線の論理が変わっていくタイプ
・インターフェースを持っていてコンピュータと通信するタイプ

%表示の段階が細かいのは後者でしょう。

リチウムイオン電池の場合、バッテリーの+,-極以外に
端子が何本かついていますが、このようなチップとの通信用の
端子のことが多いです。

具体的には、
7.4Vインテリジェントバッテリーの場合:
「+」、「−」、「SCLK」、「SDATA」
(オプションで通信線GND・電圧中点・異常検出端子)

7.4Vノンインテリジェントバッテリーの場合:
「+」、「−」、「Thermo」
(オプションで電圧中点・異常検出端子)

となっているはずです。
もっと線が多い事もありますが、電流を取り出すためにピンを増やしていたり、
より保護を強化するためにオプションの線をたくさん出す事があります。

インテリジェントバッテリーのSCLK,SDATAは
どちらも「−」へプルダウンされており、
ノンインテリジェントのThermoはサーミスタで温度管理用、
これも「−」に接続されている事が多いです。

ちなみに、通信しているチップの場合
大体SmartBatteryに対応するように作られていることがあって、
SMBusという汎用シリアルバスでつながっています。

恐らく、通信線がGPIOのどこかのピンへ接続されている可能性があります。
何もしていないときはSCLK,SDATAともにLレベルです。
電池を外してIOピンにHレベルを書きこんだときに、
電池端子に変化があれば、そこがかなり怪しいです。

参考文献

CQ出版社 トランジスタ技術 1999年12月号
電池と低電圧動作回路の研究

SMbusのページ:
http://www.smbus.org/

憶測ばっかりですみません。

_/ 南里 徹
   山下電気株式会社
   nanri-t@yamashita-denki.co.jp