[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]
Re: [質問]インストールについて
At Mon, 20 May 2002 20:51:19 +0900,
三浦尚裕 wrote:
> CFは
> もともとついていた15MBと
> BUFFALO RCF-c 16MB
> 「北極生活です。」(→もぎばのHPでこうかいてあったような)
> とりあえず、「動作確認」というかインストールを1度やってみてから、
その容量ですと、カシオペア単体であれこれ使うというのはまず無理ですね (^^;
まずは NetBSD のカーネルを起動する所まで、という感じで...
(CF 容量が大きくても、元々カシオペアは単体で使うのが難しいですが)
> noteにCFさして、ファイルをDLして、CFをドコモペアにさしかえて、
> ドコモペアで、ファイルを実行。
はい、その方法でできます。
> こんな感じだとは、思ってはいるのですが、どれが必要なのか???です。
今 NetBSD として正式リリースされている安定版は 1.5.2 ですが、この他に
1.5.3 としてリリースされる予定の物や 1.6 になるであろう物も試験的に配布
されています。
それぞれ
ftp://ftp.netbsd.org/pub/NetBSD/arch/hpcmips/snapshot/20020428-1.5.3_RC2/
ftp://ftp.netbsd.org/pub/NetBSD/arch/hpcmips/snapshot/20020428/
にあります。 1.5.2 でも、上記の物でもどれでも動作するはずです。
これらのディレクトリの下にある installation/ というディレクトリがインス
トールに使うためのツールで、 binary/ というディレクトリの中がインストー
ルされるデータです。
インストールの為のツールも当然 NetBSD ですので、まずはそれを起動してみま
しょう。 binary/ の下のデータは 16MB では足りませんので、インストール作
業については省きます。
installation/ の下には、 NetBSD のカーネルを起動する為の WindowsCE アプ
リケーションである pbsdboot (hpcboot) があります。これと、 NetBSD カーネ
ル + インストール用ツールが組込まれた netbsd.gz というファイルをカシオペ
アに持ってきて下さい。
CF でも本体のメモリでもかまいませんが、本体のメモリにあるデータは NetBSD
起動時にすべて消えますので、注意してください。
後は pbsdboot (hpcboot) を実行して機種と netbsd.gz の場所を正しく指定す
れば、 NetBSD が起動するはずです。
このあたりの情報は
http://www.jp.netbsd.org/ja/Ports/hpcmips/howto-use.html#prep-getbooter
に日本語版がありますので、こちらも見てみてください。 (少し古い所があるの
で、うまくいかない時には ML にでも質問してみてください)
注意する点として、 CASSIOPEIA for DoCoMo はメモリが 8MB だったと思います
ので、システムの設定でアプリケーションの実行に使えるメモリを最大限確保し
ておいて下さい。 (それでも足らないかもしれません)
またカシオペアはキーボードがありませんので、操作する場合はシリアルケーブ
ルで他の端末をつなぐ必要があります。また pbsdboot のオプションに -h を指
定 (hpcboot の場合 serial console にチェック) してから NetBSD を起動して
ください。
NetBSD を起動した後、 NetBSD を終了し WindowsCE を再起動した時に、認識さ
れるメモリ容量がおかしくなっているかもしれません。その場合、ハードリセッ
トを行ってください。
メモリ容量は正しく見えても再度 NetBSD を起動しようとするとフリーズしてし
まう事もありますので、その場合もハードリセットしてみてください。
そんな所でしょうか。がんばってみてください。
--
FUKAUMI Naoki