Re: pkgsrc/lang/gauche

["Y. Takizawa" <you@nightbreak.org>]

滝沢です．


On Sat, Jul 02, 2005 at 12:47:38PM +0900, Y. Takizawa wrote:
> 0.8.5 が出ました．
> 
> http://www.shiro.dreamhost.com/scheme/gauche/index-j.html


ためしに，0.8.5 に合わせた pkgsrc/lang/gauche を作ってみました．

http://www.nightbreak.org/NetBSD/box/pkgsrc-gauche-0.8.5.tar.gz

現在の pkgsrc のもの(0.8.3 用)をてきとーに修正しただけですので
いろいろヤバいかもしれません(を)．とりあえず，pkgsrc/lang の下に
展開して make install でインストール・動作することは確認しました．
(動作確認は macppc のみ)

＃mkpatches 初めて使った…．make print-PLIST も．


ただし，現在の pkgsrc から以下の点を変更しています．

・boehm-gc 6.4 を使うとビルドが途中でコケるので(理由は不明)，
  Gauche 付属の 6.3 をそのまま使うようにした．

ライブラリは静的リンク，ヘッダファイルは lib/gauche 下に入るので
package の 6.4 があっても競合はしない…はず(^^;)．いずれにしても，
依存パッケージは slib と gdbm のみにしました．

・先の件の compile.c のコンパイルは -O2 を外している．

0.8.5 では -O2 があっても macppc でコンパイルが通るのですが，
現在の CVS 版ではやっぱりサイズが大きくなって通りませんし(^^;)，
メモリが少なめの MacOS X や Linux 系 OS でも(コケないものの)
いつまでたってもコンパイルが終らないという様子を見せているので
(あまりきれいではないやり方で)一応はずしました．

Gauche の作者曰く，compile.c は最適化する意味はないはずなので
当面は -O2 を外して対応してほしい，とのことでした．


ところで，これはやはり send-pr しておくべきでしょうか．
上記の変更がちょっと(というかかなり)すっきりしない方法なので
pkgsrc-wip-discuss とかの方が良かったりするかもしれませんが．

＃それとも，このままほえほえしてれば反映されて(以下略)．

--
Y. Takizawa	(滝沢陽三)
you@nightbreak.org, takizawa@computer.org
``Don't feel as if the key to successful computing is only in your hands.''