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Re: namazu update



 こんばんは。

At Wed, 10 Jan 2001 18:04:34 +0900,
Takahiro Kambe wrote:
> - 同じ/usr/pkgsrc/japanese/namazuでmake updateをし続けると、常に新しい
>   バージョンになる。
> - 事情があって古いバージョンでいきたいときは、そのバージョンが付いた
>   ところでmake installする。
> 
> というpkgsrcを念頭に置いています。最新がどっち、というので一瞬悩む可能
> 性はありますね。

 Namazu 1.3.x と 2.0.x ではインデックスの互換性がない、ということに
留意した方がいいです。1.3.x の最終版 1.3.0.11 には特にセキュリティ
ホールや大きなバグは見つかっていないので、そのまま運用したいという
サイトも多いと思います。(Namazu の web では「安定版」として 2.0.5 と
共に依然 1.3.0.11 も並べてあります)

 そうした理由から、 FreeBSD では japanese/namazu は 1.3.0.11 のまま、
2.0.x の port を japanese/namazu2 として用意しました。(レポジトリの
コピー後アップデート)

> また、作業しているrubyの方も(FreeBSDのportsの方で)、そういう方針の様な
> ので、合わせたいという気持ちもあります。

 こちらは、 Ruby 1.6.x は 1.4.x の置き換えという位置づけであり、実際
ほぼ上位互換も達成していたため、 1.4.x は obsolete になりつつあるが
しばらくは残します、という意味合いで ruby-* を ruby14-* にコピーして
退避した後 ruby-* を 1.6.x 用の ports にアップデートしたのでした。

 ただ、 1.6.0 リリースが準備されていた頃からもはや Ruby 1.4.x は
ほとんどメンテナンスされなくなりましたし、予想よりも早く 1.6.x が
1.4.x よりもバグが少なく安定したものになったので、 1.4.x はとっくに
obsolete されていると言えます。とはいえ、 ruby-* と ruby14-* は共存
できるようにしてあるので邪魔にはなりませんし、何か 1.6.x で挙動が
おかしい部分を発見した場合に容易に 1.4.x でテストできるということで
まだもうしばらくの間は存在意義があると思っています。


 ということで、私は FreeBSD ports では互換性というのをキーにして
いるという話でした。何かいいヒントになればと思います。

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