pkg/15972 and pkg/16465 (mail/sylpheed)

[Osamu OISHI <oishi@ims.ac.jp>]

私が管理者になっているsylpheedにsend-PRがあるのですが、
ご意見をお聞かせください

pkg/15972 [non-critical/low]:
        sylpheed expects to find mime.types, let's give it one...
意訳:sylpheedはmime.typesが使えるにもかかわらず
      mime.typesが入っていないので
      sylpheed/files以下にサンプルを書いたので入れてください

1.mime.typesは企業や個人の都合にあわせて勝手に拡張されているようで
  統一された規格ではない。
2.個人の趣味的に拡張して書いた物をpkgsrcで入れてしまうと、
  同じsylpheedであっても他のOS等のプラットホームの違いで
  挙動が異なる可能性が出てくる
3.開発本がdefaultのsampleを添付していない
4.apatch等に含まれるmime.typesと異なるのでpkgsrc間でも問題がある。

以上の理由から個人的にはmime.typesはsylpheedのpkgsrcには入れたくない。
いれる場合でも開発本に入れて他のOS間での整合性を保ってほしい。
特殊な要求がなければ、apatchに含まれる物を使ってほしい。


pkg/16465 [non-critical/low]:
        Sylpheed 0.7.5 is available
意訳:0.7.5が出たからpkgsrcもupdateしてください

1.DISTNAMEをsylpheed-0.7.4からsylpheed-0.7.5に書き換えればcompileは可。
2.ただしcompile中にwarningがでる
  smtp.h（タイムスタンプ4/11）、inc.c、mbox.cで変数MSGBUFSIZEがredefilne。
3.sylpheedのバージョンは二週間程度で頻繁に上がるので
  テスト期間、手間も考えると、pkgsrcをそこまで頻繁に上げたくない
4.現在XFace、jconv対応の検討中

2の新しいコードがバッファーサイズがらみで、こういったこなれていないコードが
残っているのはパスワード漏れ等セキュリティー関係が心配なので
0.7.5へのupdateは見送りたい気分です。

大石修＠分子研