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less 2.9.0 + iso-patch のインストール

less は、more を拡張した機能をもつページャです。 これを日本語化したものをインストールします。 これ以降、さまざまな日本語関連のものをインストールする際に、 ドキュメントを読むために必須です。

lessのコンパイル

まず、標準のパッケージと日本語化のパッチを入手します。 以下の場所などにあります。

ftp://ftp.tut.ac.jp/GNU/prep/less-290.tar.gz ftp://ftp.tut.ac.jp/GNU/iso2022-patch/less-290-iso2.pl1.gz ftp://ftp.tut.ac.jp/GNU/iso2022-patch/less-290-iso2.pl1-pl2.gz

ソースを展開します。

% cd $(TOPDIR)
% tar zxvf $(SRCDIR)/less-290.tar.gz

これに日本語化のためのパッチを2つ当てます。

% cd less-290 
% zcat $(SRCDIR)/less-290-iso2.pl1.gz | patch -p1
% zcat $(SRCDIR)/less-290-iso2.pl1-pl2.gz | patch -p1

Makefile を作成します。

% ./configure

Makeしてインストールします

% make
% su
# make install

less の使用方法

環境変数 LESSCHARSET に、あらかじめ 表示のためのコードを設定しておきます。

.cshrc や .login などで、

setenv LESSCHARSET jis
などと設定します。表示する端末の文字コードに合わせておきましょう。 設定できる charset は、 charset.c を参照して下さい。

% less ファイル名
でファイルの内容を確認することができます。 漢字コードは自動でコンバートされます。 拡張子 .gz がついている場合は、自動的に展開しながら表示してくれます。

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