VFlib は TrueType フォントや書体クラブなどのアウトラインフォントの展開 をおこなうためのライブラリです。
GhostScript や Xdviなど で アウトラインフォントが使いたい場合は、 VFlib をインストールします。
以下の場所からも入手可能です。(TUT ftp server)
ソースを展開してパッチをあてます。
% tar zxvf $(SRCDIR)/VFlib-2.22-PL8.tar.gz % cd cd VFlib-2.22pl8 % cd src % patch < $(SRCDIR)/VFlib-2.22-Patch9 % patch < $(SRCDIR)/VFlib-2.22-Patch10
オープンするフォントの最大数を増やす場合は、これを増やします。
# Maximum open files OPENFILES=-DMAX_OPEN_FONT_FILES=6
インストールする先を変更しています。
VFCAP=-DDEFAULT_VFCAP=\"/usr/local/lib/vflib/vfontcap\" INSTALL_BINDIR=/usr/local/lib/vflib
コンパイルしてインストールします。
% make % su # mkdir /usr/local/lib/vflib/ # make install
VFlib では、 TrueType Font や、JG Font, 書体倶楽部などの フォントが利用できます。ここでは、TrueType Font での設定のみ解説します。 その他のフォントについては、マニュアルなどを参照して下さい。 この例では、フォントとして gothic.ttc と mincho.ttc のフォントを利用すると 仮定して記述してあります。使用するフォントにあわせて読み変えて下さい。
ここでは、/usr/local/lib/vflib/ttf としています。
# mkdir /usr/local/lib/vflib/ttf # cd /usr/local/lib/vflib/ttf # cp (TrueType があるディレクトリ)/gothic.ttc . # cp (TrueType があるディレクトリ)/mincho.ttc .
# /usr/local/lib/vflib/ttindex gothic.ttc # /usr/local/lib/vflib/ttindex mincho.ttc
$(SRCDIR)/VFlib-2.21/vfontcap を参考にして下さい。 次のような内容でいいでしょう
min|mincho:\ :ft=truetype:\ :ff=/usr/local/lib/vflib/ttf/mincho: goth|gothic:\ :ft=truetype:\ :ff=/usr/local/lib/vflib/ttf/gothic: