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Re: 詳しく説明をしなければなりませんね。




  redbrick@あさひねっと です。

  詳しく説明を書いてくださってありがとうございます。
  これで、わたしにも状況が分かってきました。

 reply for "詳しく説明をしなければなりませんね。" 
from Hiroshi Aoyama <aoyama@246.ne.jp> 
at 2001/10/27 22:39:08 +0900: 

  以下、ちょっと改行位置を調整させていただきます。
  ご不快でしたら、おっしゃってくだされば次回からは止めます。
#今回はちょっと、書いてしまってからは止められませんので・・・(苦笑)。
>>  どのようにうまく動かないのでしょうか?
>>  全く日本語は表示されませんか? 入力だけができないのでしょうか?
>>  それとも文字が化けて表示されますか?
>>  各コマンドを使用した状況ではどうなのでしょうか?
>kterm上、または単独でmuleを起動させてそこで打ち込んだ文字は、
>きちんと表示されます。

  はい、・・・となると、もう入力も表示も出来てるんじゃないでしょうか??
#muleこそ、マルチリンガルエディタそのものですよね?

>しかし、ktermのみ、もしくはnviというマルチランゲージエディタでkinput2を
>使おうとすると、入力はできますが、半角カタカナ文字の羅列にしか表示できない
>のです。

  あのー・・・・、nviにm17nパッチは当てられていますでしょうか?
  パッチ無しの標準のnviは、マルチリンガルエディタというわけではないはずですが。

  nviは、unix伝統のviをライセンス問題を回避するように新たに実装したもので、
マルチリンガルなどは構想時には考えられていないはずです。
  同様のvi互換エディタとして、vimなどもありますが、こちらも標準では
マルチリンガルではなかった(vim6.0は違うようですが、詳細知りません/汗)はずで、
日本語化パッチを配布してくださっている方がいて、そのパッチを当てて
構築したものをjvimと先のe-mailで呼んでいました。
#ここら辺、説明不足で申し訳ありませんでした(汗)。
#でも、検索すればすぐに見つかりますよ。

  あと、ktermのみで漢字入力する意義がわたしにはよくわかりません(汗)。
#muleからコピー&ペーストで、という方法で対応できませんか?
#それができないなら、また別の問題があるかもしれません。

>canuumを使っても同じ事で、本来ならば、文字入力部分の左側に[漢字]と表示される
>べきところ、「、オ、、ハ」という文字が出てしまいます。全てがこんな感じです。
>入力はそうですが、nviの表示は\xbc\xba\xca\xac\xc4\(¥はバックスラッシュ)
>という文字の羅列になってしまいます。

  これって、やっぱりnviがマルチリンガルになってないせいで、日本語EUCが
うまく扱えてないせいじゃないですかねぇ・・・?
#2byte文字が認識できてないせいかな? ちょっと詳しいことは分かりません(汗)。

  あとは、canuumの設定かもしれませんが、すみませんがわたしはcanuumは
全く知らないので、お助けできないです(汗)。

  あと、下記のサイトが非常に参考になるかもしれませんので、一度ご覧になって
見てはどうでしょうか?
 ・OpenBSD/NetBSD 日本語環境補完計画
  URI: <http://www.jp.netbsd.org/ja/JP/Documentation/japanese/>
    jp.netbsd.orgで管理されているはずです。
  #まぁ、内容が1.2〜1.3くらいのReleaseに即して書かれたものなので
  #いくつか時代遅れになっている部分はありますが、ここに挙げられて
  #いるアプリケーションの八割を揃えて環境設定すれば、NetBSDでの
  #日本語を使用する環境という点では申し分ないと思います。
  #アプリケーションの設定&構築については、大部分が今でも通用します。


>>  変換ができているということであれば、変換時の日本語の表示は
>>X上で出来ているのですよね?
>>#ということは、表示には問題がないのかな・・・??
>そうです。X上の表示は問題はないようです。
>ただ、ktermが表示がうまくできないと言うところでしょうか。

  ktermの役割は端末であって、表示を行う部分は個々のアプリケーションの
対応の方が重要になってくるように思います。
#もちろん、2byteおよび8bitコード、日本語フォントを表示できる端末としての
#機能は必須ですが。

#試しに、xtermで日本語の文書をcatなどで表示してみてください。
#面白いように化けると思いますよ(笑)。
#ktermでは同じことをやっても化けにくいはずです。
#まぁ、表示に使うアプリケーション(cat,more,less,jless)にも
#よってくるのですが・・・。

>>  ktermはEUCモードで起動していますか?
>>  -km というオプションで起動時に指定できますし、Ctrl + 左ボタン
>>(右ではなかったはずだけど・・もしかして真ん中かも?)でJISモードと
>>EUCモードを切り替えられたはずです。
>EUCモードで起動させています。ただ、1.5.2はlocaleを組み込んでいないので、
>kterm起動時には必ずコンソールに
>Warning: locale not supported by C library, locale unchanged
>Couldn't set locale: ja_JP.eucJP,ja_JP.ujis,ja_JP.EUC,japanese.euc,Japanese-EUC,ja,japan
>と言う文字が出てきます。

  はい、1.4までの話ですが、NetBSDの標準のsetlocaleが"LANG C"しか
受け付けないために出るエラーメッセージと同じだと思います。
  これは、XLOCALEを有効にするか、xpg4dlなどを組み込まないと
どうにもならないと思います。
  まぁ、無視していてもあまり問題はないと思います(苦笑)。

>>  OSがEUCを送り出しても、ktermの表示モードがJIS(デフォルト)だと
>>うまく表示できないこともあると思います。
>そうですか。設定を間違えて知ったのかもしれません。

  これはわたしの体験談に基づいた質問でした(苦笑)。
  実は、以前に、最初のktermの起動設定がデフォルトでJISになっている
事に気づかず、cannaをjvim3.0aで動かして、変換ができずに1週間ほど悩んで、
結局OSをもう一回再構築したりしたことがあります(苦笑)。
#cannaは内部での表示コードはEUC固定ですので、JISモードのktermでは
#まともに文字が表示できないのです。
#-kmオプションは、そんな手間をかけた後に気づきました・・・(苦笑)。
#モード切り替えすればいいだけだったのに(苦笑)。

  試行錯誤は、学習や習熟の上では必要不可欠とは思いますが、状況の説明が
ある程度の情報量あれば、誰かが一度通った道だったりしますので気がついて
指摘してくれると思います。そのため、説明をお願いしました。
#こうすれば、少し不安が減って、お互い少し知識が増えますよね。

>>  1.5系のCurrentでない限りは、NetBSD自体のlibcのsetlocaleに
>>手を入れるか、X window systemを-DXLOCALE付きで全部再構築しないと、
>>環境変数LANGは設定しても有効にならなかったように思います。
>>#1.4系の最終版まではそうでしたし、1.5.1まではそうだったような
>>#気がするのですが・・・もうlocaleシステムって組み込まれましたっけ??
>localeを組み込まずに環境変数を指示しては行けないのですね。
>う〜ん、難しい。

  難しいですよねぇ・・・。
  上記でご紹介したサイトにはその点についても少し触れられていたはずです。

  他には・・・Citrusプロジェクトなども参考になると思いますよ。
 ・CITRUS Project
  URI: <http://citrus.bsdclub.org/>


  わたしに出来ることはこんなことくらいですが・・・。

  それでは、もう少しだと思いますので、頑張ってくださいね。
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