less は、more を拡張した機能をもつページャです。 これを多言語化したものをインストールします。 これ以降さまざまな日本語関連のものをインストールする際 などに、ドキュメントを読むために必須です。
この less も、iso-2022ベースで多言語化されています。 kterm 6.2.0 と組み合わせることで、複数の言語を同時に表示可能です。 またiso-2022 で記述した文字列の検索も可能になっています。
以下の場所からも入手できます。
ソースを展開します。
% cd $(TOPDIR) % tar zxvf $(SRCDIR)/less-332.tar.gz
これにパッチを当てます。
% cd less-332 % gzip -dc $(SRCDIR)/less-332-iso221.patch.gz | patch -p1
パッチをあてると、詳しい解説が README.iso.jp にできます。 目をとおしておきましょう。コンパイル手順は通常の less と同じになります。
Makefile を作成します。
% ./configureなお、システムに既存の less などがあり、これとの衝突 を避けたい場合は、Makefile 作成後 Makefile 中の
# Where the installed binary goes. bindir = ${exec_prefix}/bin binprefix = mandir = ${prefix}/man/man${manext} manext = 1 manprefix =の部分を次のように変更します。
# Where the installed binary goes. bindir = ${exec_prefix}/bin binprefix = j mandir = ${prefix}/man/man${manext} manext = 1 manprefix = jこの場合、"jless" としてインストールされます。
Makeしてインストールします
% make % su # make install
環境変数 JLESSCHARSET に、あらかじめ 入力と表示のためのコードを設定しておきます。 本来、LESSCHARSET がこのための環境変数ですが、 多言語化していない less との衝突を防ぐため、こちらの 変数を先に参照します。
.cshrc や .login などで、
setenv JLESSCHARSET japanese-jisなどと設定します。以下の charset が利用可能です。
最初からあったもの: ascii, latin1, dos, koi8-r, next 拡張したもの: iso7, iso8, ujis-iso7, euc-iso7, sjis-iso7, jis, ujis-jis, euc-jis, sjis-jis, ujis, euc, jis-ujis, jis-euc, sjis, jis-sjis, japanese, japanese-iso7, japanese-jis, japanese-ujis, japanese-euc, japanese-sjis"-"の前が入力のコード(japanese だと、jis,euc-jp,sjis の自動判定) 後が出力に用いるコードになります。kterm 6.2.0 なら出力として iso7 が利用できます。
詳しいことは、マニュアルや README.iso.jp を参照して下さい。
% less ファイル名でファイルの内容を確認することができます。 拡張子 .gz などがついている場合は、自動的に展開しながら表示してくれます。 これは内部的に zcat を呼び出しているだけなので、システム附属の zcat が gzip に対応していない場合は動作しません。この場合、zcat を gzip と 差し替えて使いましょう。